プロテインは必ず摂りましょう!
プロテインは筋トレする人が飲むもの。
男性が飲む物。
そう考える方が多いですが、そんな事は全くありません。
正しい飲み方(タイミング)で適切な量を飲むことで、ダイエットは勿論、女性もすごく助かるサプリメントです。
プロテインを飲むのにおすすめのタイミング
本題である「プロテインを飲むのにおすすめのタイミング」について解説します。 プロテインを摂取するのに適したタイミングを順番に解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
運動直後
プロテインを飲むタイミングとして最も適しているのが、ウェイトトレーニングや有酸素トレーニングなどの運動直後に摂取することです。実際にボディメイクのプロであるボディビルダーのほとんどが、トレーニング直後にプロテインを摂取しています。 運動後は激しく活動した筋肉が栄養補給と回復を行うため、体へ栄養を補給できる絶好のチャンス。特に運動後45分間以内は『ゴールデンタイム』と呼ばれており、筋肉へ送られるアミノ酸が約3倍にまでアップするとも言われています。 また体内の栄養素が枯渇しているので、プロテインを摂取することで、よりスムーズにタンパク質を筋肉へ補給することが可能です。バルクアップ中の人はもちろんのこと、ダイエット中の人であっても運動後はプロテインを摂取するように心がけましょう。
運動前
ウェイトトレーニングやランニングなどの運動前にプロテインを摂取するのもおすすめです。一昔前まではプロテインを運動前に摂取することを推奨する人は少ない傾向にありましたが、最近ではプロテインを運動前に摂取することの有効性が高まっています。 運動前にプロテインを摂取することで、血中のアミノ酸濃度をより高めることが可能です。運動中は組織が細かく損傷し、エネルギー源として利用するために自ら組織を分解します。また運動後は成長ホルモンの働きによって、筋肉の合成が高まった状態です。そのため組織の材料となるアミノ酸の濃度をトレーニング前に高めておき、スムーズに利用できる準備をしておくことが重要なのです。 またプロテインと同時に果物や和菓子など比較的消化スピードの早い糖質を摂取しておくのもおすすめです。運動中のエネルギー源である糖質を運動前に摂取しておくことで、よりトレーニングの効率を高めることができます。「プロテイン+オレンジ」など、プロテインと糖質を組み合わせて摂取するようにしましょう。
起床直後
起床直後にプロテインを摂取するのもおすすめです。起床直後は体に栄養素が足りていない状態ですので、起きて直ぐにプロテインを摂取することで、より効果を高めることができます。 起床直後は、夕食で食べたものの消化吸収が終了し、一種の栄養不足を起こしている状態。胃が空の状態でプロテインを飲むことで、より効率良くタンパク質を体内に吸収することができます。また朝食後にプロテインを摂取する方もいますが、タンパク質の吸収効率がやや悪くなるので、出来るだけ朝食前に飲むようにしましょう。 起床直後にプロテインを摂取するのであれば、吸収効率に優れたホエイプロテインが特におすすめです。ソイプロテインやカゼインプロテインだと吸収速度が穏やかなため、起床直後にプロテインを飲むメリットが半減してしまいます。可能であれば、起床直後はホエイプロテインを積極的に摂取しましょう。
間食
プロテインを飲むなら、間食のおやつとして摂取するのもおすすめです。お腹が減ったタイミングで摂取したり、食事後3〜4時間後に摂取するようにしましょう。 間食としてプロテインを飲むことで、常にタンパク質を体内に補給し続けることができます。バルクアップ中の人はもちろんですが、ダイエット中の人も間食にプロテインを摂取することで、空腹を抑え・基礎代謝を維持することに役立つでしょう。 ただし間食としてプロテインを摂取するには、1日の摂取回数やタイミングを明確に決めておくことが大切です。特にダイエット中の人が、「お腹が減ったから…」といってプロテインを日に何度も摂取するとダイエットの妨げとなってしまう可能性が高いです。「昼食後3時間経ったら飲む」といったように、間食でのプロテイン摂取はあらかじめルールを決めておくことも重要になります。
就寝前
プロテインは就寝前に摂取するのもおすすめです。実際にボディビルダーやアスリートの中でも、プロテインを就寝前に摂取し、体作りを行っている人が多くいます。 プロテインを就寝前に摂取することで、睡眠中も体にタンパク質を補給し続けることが可能です。特にバルクアップなど増量中の人は、就寝前にプロテインを摂取することで、アナボリック(筋肉が増えること)を促進させられる可能性があります。 ただし夕食〜就寝までの時間が短い人は、就寝前のプロテイン摂取は避けるべきです。一般的な食事の消化吸収には3〜4時間を要すると言われています。そのため、消化吸収が終わっていない段階でプロテインを摂取すると、胃もたれを起こしたり、十分にタンパク質を吸収できない可能性があるのです。夕食〜就寝までに3〜4時間のリードタイムがある人のみ、就寝前のプロテイン摂取を検討しましょう。